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わかさにこいさ
わかさに来たくなった。 恋しくなった。

天に向かって一直線に伸びる杉のトンネルを抜けると、そこには市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)が祀られている「弁天さん」(若桜弁財天)があります。若桜鬼ヶ城の歴代城主である矢部氏、木下氏、山崎氏にも祈願所として大切にされていました。
古くから縁結び、商売繁盛、音楽の神様と知られており、現在も多くの参拝者が訪れています。

若桜弁財天

縁結びの神様とひそかに噂されている「若桜弁財天」(通称 弁天さん)は恋愛成就を願う森のパワースポットです。
森の奥に祀られている巨巖(願いの岩)は、願いを叶えるといい伝えられています。
毎年9月の第一日曜日に開かれる弁天大祭は、県内外から訪れる参拝者で賑わっています。
願いを込めて巨巖に手を触れるか、巨岩を二人で手をつないで一週すれば御利益があると言われています。

綺麗に手入れをされ美しい若桜杉の杉並木を進めば、お地蔵様が弁財天まで案内してくれます。このお地蔵さんは一丁毎(109m)に設置されていることから、一丁地蔵と呼ばれており、弁財天に続く道に18体(元々は23体)設置されています。このお地蔵さんを拝みながら3つの鳥居をくぐって参拝すると御利益が増すとも言われています。毎年9月に開催される大祭の宵宮には、この一丁地蔵にろうそくが灯され、一層幻想な雰囲気をかもし出します。

この鳥居をくぐれば参道の始まりです。参道は若桜杉の樹林の中に整備されており、弁財天の拝殿までは約100mあります。山道を歩くこと約10分で境内まで行くことができます。杉林の間から差し込む木漏れ日と何処からか吹き付ける冷気に、時空を超えた何かを思い起こさずにはいられません。

参道に添って流れている弁天谷川には二つの橋が架かっています。その最初の橋のたもとには小さいですが見事な滝があります。歩きながら滝に流れ落ちる清流の水音に耳を澄ましてみてはいかがでしょうか。

「境内は幽遂閑雅(ゆうすいかんが)にして、この地を踏めば霊気に触れ、心身自ら澄み、霊妙なる神徳に帰する」と昔から言われており、足を踏み入れるとその言葉の意味を身体で感じていただけるのではないでしょうか。境内の中には籠り堂もあり、9月大祭の宵宮には、所願成就を祈る信者が籠るとのことです。
この弁財天は何度でも訪れたくなるスピリチュアルな場所です。

車で15分

弁財天駐車場から約500m下り、右手の弁天谷川に架かる橋を渡って約1km行けば、国指定史跡「若桜鬼ヶ城跡」があります。若桜宿を一望できる天守閣跡からの眺めは最高です。 

蔵通り

城下町の面影を今に残す蔵通り昔は年貢米の米を入れる蔵でした。
この通りは明治18年に大火災があり、寺を守るため蔵以外は建てることが禁止され、今も10戸の蔵が連なって残されています。(蔵通りにも防火水路が引かれています)

蔵通りの入口を教えてくれる、名所案内の若鬼くんです。
この蔵通りに入る角に純和風の屋敷「べんてん本店」があります。
屋敷内の蔵には、ご主人自慢の鯉のコレクションが展示してありますので、こちらも見逃せません。

城下町の名残を残す、白壁の土蔵群が約300m続きます。
この蔵通りには約20の土蔵があり、かつての若桜宿の繁栄ぶりをしのばせています。
毎年数回行われるライトアップは昼間とはまたひと味違った魅力です。

駅前から車で3分

途中の施設 
休憩交流施設 かりや(休憩のみは無料)
・若桜宿の典型的古民家の雰囲気を味わいながら休憩したり食事を楽しむことができます。
昭和おもちゃ館(大人200円、小学生100円、幼児無料)
・昭和のおもちゃや生活空間の展示や、昔ながらの駄菓子やおもちゃが購入できます。
※2館とも、火曜日定休日、年末年始休み 営業時間10時〜17時

辨天娘(有限会社太田酒造場)

若桜の清らかな水で育った酒米とでお酒を醸しています。弁天さん(若桜弁財天)に因み「べんてんむすめ」と名付けられました。

地酒 辨天娘は若桜を代表するお酒です。明治42年創業の太田酒造場は平成4年から10年間人員不足のため休蔵していましたが、四代目蔵元が社員を杜氏に起用し平成14年より復活した小さな蔵です。

昭和から代々続いている酒槽など、昔の道具や手作りの道具も使われています。
普段はなかなか見ることのできない酒蔵は必見です。
手仕事による酒造りの歴史を垣間見ることができます。

見学は事前予約が必要です(作業上見学できない時もあります)

日本酒造りを間近で見ている太田酒造場の女将さんのお話もここならではの魅力です。
時間の経つのを忘れてしまうほど聞き入ってしまいます。


太田酒造から車で3分

弁天まんじゅう本舗前の三叉路の水路壁には若桜町在住の創作家 川上巧さんの「いやし地蔵」がずらっと並べられています。小石一つずつ丁寧に筆でお地蔵様が描かれており、やさしい穏やかな表情は川上さんの人柄が伝わってくるようで、見る人の心をなごませてくれます。 

べんてんまんじゅう本舗

江戸時代、天下安泰、五穀豊穣、福寿円満を祈願して、江島神社(若桜弁財天)に、白いまんじゅうを奉納したのが、はじまりといわれています。
まんじゅうの表面には「鶴・亀・桜」の三種類の模様があり、「鶴」は家内安全、「亀」は円満長寿、「桜」は商売繁盛を表し、「赤」と「緑」は縁結びの願いをこめてつけられた縁起のよいまんじゅうです。
※平成14第24回全国菓子大博覧会 金賞受賞商品

若桜といえば、弁天まんじゅう明治、大正、昭和には、弁天まんじゅうを作る店が数軒ありましたが、平成よりこの弁天まんじゅう本舗のみとなり、現在に至っています。

店内には蒸し立ての温かい香りが漂います。手間ひまかけた製造方法もほとんど変わらず、自家製粉の米粉を練った皮に、なめらかなこし餡をひとつずつ包んでいく。
そのひかえめな甘さと素朴な形は、これぞ伝統の味というおいしさです。